HelixはXboxとPCが絡み合う「螺旋」
次世代Xboxは「PCゲームも動く」正式に認める。コード名「Project Helix」発表

マイクロソフトのXboxゲーム部門CEOに先月就任したアシャ・シャルマ氏は、次世代Xboxのコード名「Project Helix」を明かし、過去のXboxライブラリに加えてPCゲームも動作することを正式に認めた。
同氏はX(旧Twitter)に「今朝はTeam Xboxと素晴らしいスタートを切った。そこで、次世代コンソール(家庭用ゲーム機)のコードネームであるProject Helixを含め、Xboxの復活に向けた私たちの取り組みについて話し合った」と投稿。さらに「Project Helixは性能面でリードし、XboxゲームとPCゲームの両方をプレイできる。来週のGDCに初めて参加する際、パートナーやスタジオとこの件についてさらに話せるのを楽しみにしている」と述べている。
Xの公式Xboxアカウントも、このコード名「Project Helix」について投稿している。
これまでもマイクロソフトは、次世代XboxがコンソールとPCのハイブリッドのような存在になることを示唆してきた。元Xbox社長のサラ・ボンド氏も「次世代コンソールは、非常にプレミアムでハイエンドなキュレーション(厳選)体験になる」と語っていた。
シャルマ氏は、Xbox部門トップ就任後の最初のメモで、自身の3つの大きな取り組みの1つとして「Xboxの復活」を挙げ、「私たちは、自分たちを形作ってきたコンソールから始めて、Xboxへの新たなコミットメントを示し、原点を祝福していく」と述べている。
また同メモの中で、「ゲームは今や単一のハードウェアの枠組みの中ではなく、複数のデバイスにまたがって存在している」とも認めた。これは、Xboxが近年プラットフォームの垣根を越え、PS5やSwitchといった競合ハードにも自社ゲームを提供している動きを示唆するものとみられる。それでもシャルマ氏は、Xbox独占タイトルの不足に対するファンの不満について、耳を傾ける姿勢を示している。
シャルマ氏は、Project Helixの発売時期や価格、詳しいスペックについて具体的な詳細は明らかにしていない。2月初旬には搭載予定チップを開発するAMDが「2027年の発売に向け順調」と示唆していたが、それが次世代Xbox本体の登場時期を意味するのかは不明である。
来週開催されるGDC Festival of Gamingでは、シャルマ氏の投稿をリポストした次世代Xbox担当VPのジェイソン・ロナルド氏が、「Building for the Future with Xbox(Xboxの未来を築く)」という講演を行う予定だ。
セッションの説明によると、「Xboxの未来を形作るビジョンと、ゲームクリエイターとプレイヤー双方にとって、より柔軟でつながった未来をどのように構築しているのかを話し合う」という。この場で、Helixに関するさらなる詳細が明らかになることが期待される。
Project Helixというコードネームの「Helix」とは螺旋を意味する言葉であり、XboxゲームとPCゲームが螺旋状に一体化・融合するコンセプトを象徴している可能性がある。先日、ソニーがPlayStationのシングルプレイヤータイトルのPC移植を取りやめる可能性があるとの報道もあったが、「HelixがPC互換になればPSタイトルも動くようになるからではないか」といった憶測も一部で広がっている。
- Source: Asha Sharma(X)
- via: Tom's Hardware
