PS5で我慢するか…
NVIDIA、メモリ不足でGPU供給が「数四半期は非常に逼迫する」と警告

今週、コジマプロダクションとNixxes SoftwareはPC版『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の推奨PCスペックを公開した。これを機に、手元のPCの買い換えやゲーミングPCのグラフィックカードのアップグレードをしたいと思った人もいることだろう。
だがNVIDIAによれば、GPU製品はRAM不足のせいで依然として供給が「非常に逼迫している」と警告した。

NVIDIAは今週、最新の四半期決算の発表において、ゲーム事業の収益は前年同期比47%増加したものの、ゲーム事業売上高は前四半期比で13%減少したと述べた。そして2027年度第1四半期以降は、RAMの「供給制約がゲーミング事業にとって逆風になると予想」していると述べている。
投資家からは、RAMの不足にもかかわらずNVIDIAはゲーム事業において「前年比で依然として成長できる」のかとの質問も投げかけられた。これに対して同社CFOのコレット・クレス氏は「年末までに状況が改善すれば、前年比でどの程度の成長になるか検討できるチャンスはあるものの、現時点での判断は時期尚早」と回答した。
メモリメーカーもアナリストも、現在は口をそろえて「AI需要のためにRAM不足は来年まで継続する」と述べている。そんな状況であるため、NVIDIAの回答に驚く人は、ほとんどいないだろう。
The Informationなどが報じるところでは、RAMの深刻な不足により、NVIDIAは次世代GPUのGeForce RTX 6000シリーズの発売を2028年まで延期する可能性も出てきているという。
それでもNVIDIAは、需要の急増に対応するため、GPUをAIデータセンター向けに優先して回している。おかげで同社のAIデータセンター関連の売上高は623億ドルという驚異的な数字を記録した(ゲーミング関連の売上高は37億ドル)。
同社のRTX 5080やRTX 5070 Tiといった中堅クラスのグラフィックカード価格は、当初の希望小売価格より200~500ドルも高騰している。そのため、新しいゲームの登場に合わせてゲーミングPCやグラフィックカードの買い替え、RAMの追加をしたいと思っている人にとっては、今の状況は最悪と言っても過言ではないだろう。
ちなみに記事執筆時点で価格比較サイトを参照すると、RTX 5080搭載グラフィックカードは約23万~約30万円、RTX 5070 Tiで約17万~約20万円で販売されている。また、PC版『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』で解像度1080p、フレームレート60fpsでプレイしたい場合のGPU要件としては、NVIDIAならGeForce RTX 3060 12GB、AMDならRadeon RX 6600を搭載するPCが推奨されている。
- Source: NVIDIA(PDF)
- via: PCMag
