2mまでの水中撮影にも新対応

OPPO、カメラ&AI強化のミドルスマホ「Reno14 5G」

編集部:平山洸太

「OPPO Reno14 5G」

OPPOは、スマートフォン「OPPO Reno14 5G」を7月17日に発売する。カラーはオパールホワイトとルミナスグリーンの2色。価格は79,800円(税込)。

ミドルハイクラスとなる “OPPO Reno” シリーズの最新スマートフォン。カメラ性能の高さをアピールしており、フラグシップ級の高性能カメラ、3つのフラッシュライト、OPPO AIによる撮影機能などが特徴となる。

ディスプレイは6.6インチの有機ELを採用する。解像度は1.5K(2760×1256ピクセル)で、リフレッシュレートは120Hz。HDR10+に対応し、最大輝度は1,200nitとなる。濡れた手でも操作できるスプラッシュタッチ機能、手袋をしたまま操作できる手袋モードも搭載。

ディスプレイは6.6インチ

背面カメラは3眼構成で、広角カメラ(約5000万画素)、望遠カメラ(約5000万画素)、超広角カメラ(約800万画素)を搭載。広角カメラと望遠カメラは光学式手ぶれ補正(OIS)を備えている。インカメラは約5000万画素。動画撮影は4K HDRに対応する。

背面カメラ部分

外観ではわからないものの、フラッシュライトは内部に3つのLEDを搭載。これにより、「誰でも、暗い場所でも明るさに左右されずに、色、質感など、鮮明で美しく立体的な写真」できるとする。たとえば夜の繁華街であっても、街頭の雰囲気を保ちながら、鮮やかなポートレート写真を撮影できるという。

AIを活用した撮影機能を搭載しており、シャッターを押した後、数秒間の音と動きをAIで高画質に記録できる「AI Livephoto」を搭載。また、動画撮影時にメイン音声とノイズを識別し、ノイズを省いて音声記録できる「サウンドフォーカス」も備える。

そのほか、写真の背景に入ってしまった複数の人物を自動認識して一括消去することもできる「AI消しゴム2.0」、ピンボケや手ブレした写真をシャープにする「AIぼけ除去」、ガラスの反射を除去できる「AI反射除去」も搭載。画像を自動生成できる「AI Studio」もサポートする。

カラーは上述の通り2色。このうちオパールホワイトは、ファッショントレンドから着想を得ており、人魚のしっぽのような幻想的な虹色が特徴とする。背面はベルベットガラス加工によるシルクのような手触り、かつ12層構造からなるテクスチャを採用する。またルミナスグリーンについては、特殊な加工技術によりカメラ周囲が光を柔らかく反射する幻想的なデザインとのこと。

オパールホワイトは角度によって模様が変わるようになっている

プロセッサーにはMediaTekのDimensity 8350を搭載する。RAMは12GB、ストレージは256GB。ベイパーチャンバー(4,700平方ミリメートル)とグラファイトシート(16,596平方ミリメートル)によるデュアル冷却機構を採用し、長時間のゲームも楽しめるとしている。

デュアル冷却機構を採用

本体はIP68に加えて、IP69の防塵防水に対応。これにより、真水への浸水だけでなく、高圧洗浄の水圧、80度の熱湯噴射にも耐えられるようになった。深さ2mで30分間までの水中撮影にも対応。米軍MIL規格の耐衝撃テストもクリア。ディスプレイにはCorning Gorilla Glass 7i、フレームは航空機用アルミニウムを採用し、落下や衝撃への耐性も高めている。

水中撮影にも対応

バッテリー容量は6000mAh。80W SUPERVOOCという独自急速充電技術に対応し、約48分で1%から100%まで充電できる。また、33W PD/PPSもサポート。加えて長寿命設計により、4年間使用しても80%以上の最大容量をキープできるとする。

OSはAndroid 15ベースのColorOS 15を搭載。独自アプリ「O+ Connect」をiOS/iPadOSインストールすることで、OPPO端末とiOS/iPadOSデバイス間でのファイル送受信も行える。外形寸法は約75W×158H×7.4Dmmで、質量は約187g。

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