Switch有機ELモデルでも同じ警告あり
Switch 2の画面フィルムは「絶対に剥がすな」任天堂が強く警告

今週ようやくNintendo Switch 2が発売されるが、箱から取り出した際に本体に貼られている画面保護フィルムを剥がさないように注意されたい。このフィルムは画面が割れたときにガラス片が飛び散ることを防ぐ「飛散防止フィルム」であり、無理に剥がすと元に戻せないからだ。
これはヨーロッパ向けの公式マニュアルに書かれていることであり、各国語で「画面は、破損時に破片が飛び散るのを防ぐためのフィルム層で覆われている。剥がさないように」と明記されている。
任天堂ゲームのユーザーなら、これには聞き覚えがあるだろう。Nintendo Switch(有機ELモデル)にも同じように飛散防止フィルムが貼られており、公式にも「絶対に剥がさないで」と強く警告していたからだ。
折りたたみスマートフォンの画面にも保護フィルムが最初から貼られており、これを剥がすと画面が故障したり、表示不良や破損の原因になることがある。実際にサムスンの初代Galaxy Foldでも一部のレビュアーが剥がしてしまったため、画面を壊すトラブルが相次いでいた。
このマニュアルには、他にも(訴訟リスクの回避も兼ねて)故障を防ぐヒントや注意が多く記載されている。主な内容は以下のとおりである。
- 本体バッテリーやJoy-Con 2は最低でも半年に一度は充電すること。長期間放置すると充電できなくなる場合がある
- 使用環境は温度5〜35℃(41〜95°F)/湿度20〜80%の範囲内に保つこと
- 直射日光、高温・極端な低温、火気、電子レンジなどに絶対に近づけないこと
- 湿度が高い場所、ほこりや煙が多い場所での使用・保管は避けること
- 本体やドックの通気口にほこりが詰まった場合は、掃除機で除去する
- 本体の外装は水で濡らした布で拭く(洗剤は使わない)
- 本体・周辺機器・アクセサリーの分解や改造は禁止
- 長時間連続で使用せず、1時間ごとに10〜15分の休憩を取る
また、新型Joy-Conについても以下のような注意が記載されている。
- Joy-Con 2のマウスモード使用時は、マウスパッドやマットを推奨。傷つきやすい面や尖ったものの上で使わない
- コントローラー使用時はストラップを装着し、しっかり持つ
- SL/SRボタン部分にステッカーやシールを貼らない(マグネットの接続が弱まり、予期せず外れてしまう可能性がある)
- 磁石が含まれているため、心臓ペースメーカーなどの埋め込み型医療機器から15cm以上離して使用する
これらの注意書きを守り、くれぐれも購入して早々に任天堂サポートのお世話にならないよう心がけたい。
- Source: Google Docs(PDF)
- via: The Verge